私自身も(色々と)
「お金を儲ける本」は読んできたのですが

そういう本って、お金そのものについて
(特に、お金に関わる感情面については)
書かれている事がホトンドありませんでした。

この「あなたのお金はどこに消えた?」という本は、

そのお金そのものについて、
更に、お金に関わっていくことで
人がどういう感情や行動を起こすのか?
を、童話風&ストーリー仕立てにして
書かれてある本です。

この本の面白いところは、
お金の表と裏の面を、童話風に描くことで、
特に裏の面のお金の嫌な所をあまり意識しないで読める。
というところです。

例えば私がお金について書くとしたら
とにかく、いやら~しく書いてしまいます。

お金で人の幸せを奪ったり、
少ないお金で人を騙してボロ儲けしたり、
お金で人情を踏みにじったりと、
(適当にあげただけでも)
自分でもあまり読みたくない話になりますね。

ただ、ここまでは無いにしても、
日常に起こり得るお金についての感情面が
この本では、童話風に

「ぞう」さん達の日々の暮らし

として描かれています。

そして、これがとにかく読みやすいのです。

この本のメインの登場人物は、
7人(ぞう)ほどいますが、
どの人(ぞう)も、実際、現実に、
どこにでも見かける人達ばかりです。

(わたし自身も、
 ああ、こう言う人っているよなぁ。
 と思いながら読んでました)

だから、感情移入もしやすく、
現実離れしてない、どこにでもある話なので
ストーリーの中の分岐点で起こった「ある事件」にも
これは、現実に起こり得るな。と感じてしまいました。

そして実際、この「ある事件」は、
現実にどこでも起きる可能性があります。

(そして、この本に描かれているぞうさん達の行動を
 そのまま現実の私達がやってしまう可能性があります)

と、この本のメインのお話はこんな感じで
更に重要な話は本の後ろに書かれてある「解説」です。

この「解説」にはとても大切なことが書かれていました。

その「解説」の最初のタイトルで、

これを読んでみてあなたはこれから
お金とどうつきあっていきますか?

と質問されてます。

ただこういう話は、普段の話題であまり聞きません。
家族の日常会話で、お金とどう付き合ってる?
って話題自体がほぼ無いからです。

友達ですら、毎回そういう話をする事はありません。

でも、この世界で生きていく上では、
とても重要な話のひとつに違いないと私は思っています。

ただ、いきなり今日から、家族や友達に
なんの前フリもなく、お金とどうつきあってる?
って聞いたら、おかしな人になってしまうので、

この本を一回読んで、面白い本があったよ~
という流れで、本の内容を少し話しながら
お金について、友達と話をしてみるのもいいかな~
と個人的に思いました。

実際、私達は
お金そのものについての知識があまりありません。
これを機会に、ちょっとこの本を読んで考えてみませんか?

おすすめの人やタイプは、
お金で困ってる人はもちろん、
子供達や定年退職をした人にもおすすめしたいです。

というのも、子供達、小学生ぐらいの子でも
文章が易しい言葉で書かれているので、
すーっと入っていきます。

また、定年退職して年金生活の人でも、
お金そのものについては
あまりご存知無い方が多いと思うので
今後の為にも、

「実際この本のある事件が起きる可能性があるので」

読んでみてもらえたらなぁ。と思いました。

この本はお金そのものを題材にしてますが、
童話風に書かれているので、別にお金を気にしなくても
ストーリーを読むだけでも、とても楽しい本ですよ。


著者 本田健
初版 2012.10.2