今回は温冷浴の補足を書きます。

この温冷浴は、皮膚に直接、水やお湯をかけます。

冬とか寒い時期は、水をかけなくても
冷たい空気だけでも、鳥肌が立つものですが、
水だと鳥肌以上に皮膚が引き締まります。

この時に、体の中では
どの様な変化があるかを書いてみます。

ここで重要なのが、血液と血管です。

血液自体は、
弱アルカリ性が良いと言われてますが、
水浴をすると酸性に傾き、
お湯だと、アルカリ性に傾きます。

次に血管なのですが、簡単に書くと
血管は心臓とつながっており、体中に栄養や
酸素をくまなく巡らせる器官としては
とても重要な器官です。

血管には色々種類がありますが、
動脈や静脈など体の表面近くにあるものや
(それぞれ太い細いの2種類あります)
体の隅々にわたる様に、毛細血管というのもあります。

さて、ここでは表面近くにある血管から入っていきます。

この体の表面の血管は、外気温にかなり影響を受けます。

気温が寒ければ、血の巡りが悪くなり、(血管が狭まる)
あたたかければ、血の巡りがよくなる。(血管が広がる)

というのは、誰もが経験していることです。

それを踏まえて、西式健康法の話に移ります。この中で
「グローミュー」(動静脈吻合)という単語が出てきます。

これは、簡単に説明すると、
体内では血液が細い動脈から毛細血管を通って
細い静脈へ流れるのですが、この毛細血管とは別に
血液を運ぶ時に通る道が「グローミュー」と
呼ばれているものです。

つまり、血液が流れている場所は、動脈静脈だけでなく、
毛細血管やこのグローミューにも流れている。
という話になります。

もちろん血圧の数値を計るときは、
このグローミューにも(間接的に)関係があります。

このグローミューは、毛細血管ひとつにつき
必ずひとつセットでついているそうです。

だから、温冷浴をすると、水とお湯の交互の刺激により、
グローミューが活発になったり、毛細血管が活発になる。
という事が、体の中で行われるようになります。
(もちろん裸療法でも、これがなされています)

じゃあ、グローミューを活性化させると、何があるのか?
という話になりますが、

ただ、普段の生活では、毛細血管は活用していますが、
グローミューの方はあまり活用されていないようなんです。

まず、急激な温度変化を短時間で繰り返す環境に
私たちは生きてるわけではないので、
普段は栄養を体の細部まで送り出す
毛細血管を重点的に使っている事になります。

グローミューは、
炎天下の中からクーラーのある部屋に入った時などの
温度変化があった時に、活発になるところです。
でも、クーラー、炎天下、クーラー、炎天下を
短時間で繰り返す人はまずいないでしょう。

だから、あまり活用されていません。

グローミューは毛細血管が働けない時に活躍する
とても重要な血管ということになります。
これが普段あまり活用されていないので、
この健康法を使って本来の働きを
取り戻そうという話なんです。

グローミューは血液の通り道の一つです。

上にも書いたとおり、血圧にも関係しています。
(グローミューを活発にすれば
 必然的に血圧は下がります)

別に書きますが、
西式健康法には毛管運動というものがあり、
これを毎日5回以上やっていくと、
例え心臓病の人や、高血圧で薬が手放せない人ですら、

このグローミューが活性化されて、
血圧が下がって安定していき、
心臓病が改善していきます。

本の中では、毛管運動も合わせて、
裸療法1日4回、温冷浴1日1回、
生野菜食1日2食(昼、夜です)
をすれば、先天性の心臓病ですら改善したそうです。

生野菜食を続けるのは、とても難しいのですが、
それ以外なら、完全じゃないにしても
かなりの人が出来ると思います。

かなり簡単に書いて、省いた部分も多少ありますが、
これで温冷浴が体にどの様に作用しているかが
わかってもらえたと思います。

おすすめのやるタイミングは、仕事で疲れた時です。

お風呂にゆっくりつかるのもいいのですが、
この温冷浴でさっと済ませると
思った以上に疲れが取れるかもしれません。

また、お湯にずっとつかると、汗が出て
塩分や水分どころか、ビタミンCも出て行くので
意外と余計に疲れたりするもんです。

これから冬にむかってだんだん寒くなっていきます。
寒さ対策はもちろん、風邪の予防にも効果的な
この温冷浴は、今から始めるのをおすすめします。

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