「お客様は神様です」という意味。

今回は、「お客様は神様です」の意味を
大元の(本来の)意味と私が個人的に
考えてる意味両方を書いていこうと思います。

さて、ネットで検索してみると
三波春夫さんのオフィシャルサイト
この本来の意味が説明されていました。

そこに書いてある事を簡単に説明すると、

「お客様は神様です」のお客様は
食品や衣料品のお店に
買い物に来るお客様ではなく
三波さんの舞台を見に来られる

「舞台の客席におられるお客様」

の意味だと言われてました。

だから、スーパーでお買い物をしている
お客様とは定義が違います。

そして神様です。の意味は、
三波さんは歌う時に、神様の前で歌う
心構えでステージに挑んでいた様です。

つまり、歌を提供する側の
心構えとしての「お客様は神様です」
という意味らしいです。

これをサイトにも書かれていたのですが
お店に来るクレーマーが難癖つける時の
台詞回しでよく使われてしまってる
という現状があります。

(私自身もそう言う人に会ってきましたが、
 受け答えしてるこっちが、情けないやら
 恥ずかしいやらで、大人になっても
 何言ってんだこの人・・・と思ってた記憶があります)

さて、ここからは、私個人のお話です。

いきなり話をころっと変えますが、
PSのゲームで「だんじょん商店会」
と言うゲームがありました。

簡単にゲーム内容を説明すると

主人公である自分は新米魔女で
パートナーの猫と共に見知らぬ町にやってきて、
町の一軒家を借りて道具屋を開きます。

(道具屋じゃなくて宅急便なら
 どこかで聞いたような・・・)

そして、その道具屋で売る商品は
その町の隣にある山の中の洞窟(だんじょん)
から拾ってきたものを並べていきます。

さて、並べる商品もいろいろあって、
薬草もあればパンもあり、
たまごもあればお酒もあります。
人形とかもあって、猫のぬいぐるみもあれば
呪いの人形とかもあったりします。

他には、バナナの皮とか~のゴミとか
がらくたとしか思えないものも。

まあ、こういったものを「だんじょん(洞窟)」から
拾ってきては、お店に並べるのですが、(このゲーム上では)
いろんな人がお店に買いにやってきます。

(このゲームはよくできていて、
 ショウウィンドウに商品を並べると
 店の外を通りがかってる人が窓から中を覗いて
 気になる商品があったら、お店に入ってくる。
 という演出があります)

で、お店にやってくる人の中には、
明らかにあやしい雰囲気の人がいまして。。。

まあ、そのまんま、どろぼうの格好をしてます。

で、誰も買わない様な変な商品を買っていくのですが
そのキャラのセリフが

「お客様は神様です」

「で、おれはお客様」

「だから、神である俺様に商品を安く売れ」

と言ってくるのです。

(前フリが長かったのですがやっと本題です)

ちょっとうろ覚えな所があり、
このままのセリフかどうかは確認できませんが
その外見どろぼうの人(キャラ)が
こういうセリフを店員である自分に
(ゲームの中で)言ってくるのです。

ただ、こう言う人って、
実際に(数は少ないのですが)現実にいます。

ゲームの中では
ギャグで言わせてると思うのですが

現実に、こういう事を
(ここまでハッキリ極端ではないのですが)
言う人がいて、店員の人が困ってしまう事があります。

私自身も、
この言葉でクレームを何回か受けてきたのですが
ほんと、結構な年(60歳以上の人とか)の人でも
こういうセリフを平気で言ってきたのには
(当時)びっくりしました。

これは、本当に恥ずかしい行為です。

ゲーム上では、
どろぼうの格好をした人が
このセリフを言ってました。

でも、現実でこれをやってしまうと
ゲームと一緒ですね。

世の中にはいろんな人がいますが、
お金を払っていれば、何をやっても許される。
と思ってる人もいれば、
このように、お客様は神様なのだから、
店員をあごで使おうと知ったことではない。
と考える人もいます。

神様は、人をあごでは使いませんよね。

そういえば、話がとびますが、

神様といっても、良い神様もいれば悪い神様もいます。

実は、ゲームの中でのセリフで出てくる神様は
悪い神様の事を言ってるのかもしれません。

というのも、良い神様は、日本なら福の神、
外国なら幸運の女神など、良いイメージがありますが
逆に、悪い神様としては、祟神や邪神、貧乏神などがいます。

貧乏神なら、お金を払えば何をやっても許される。は正論だし、
人をあごで使おうが、商品に難癖つけて言いがかりを
店員にぶつけてストレスを発散させようが、
間違った行為ではありません。

貧乏神は、そういう人の嫌がる事が大好きです。

だから本気で貧乏になりたい人は
貧乏神が好きそうな行動をすればいいと思います。

なにも間違ったことはしていません。

ただ、悪い神に好かれたくないなら、
「お客様は神様です」
と言いながら、
店員に言いがかりや難癖つけて
何か得しようという行為はやめた方がいいですね。

この言葉は(あえて言うなら)
サービスを提供する側の人が使う言葉で
サービスを受ける側のお客さんの立場の言葉じゃない。
というのが、故 三波春夫さんの本来の考え方だと思います。

ただ、商品を売る側の立場の人にとっては
この言葉は、とてもいい言葉だと思います。

そしてこういう心構えでお客様に接すると
とても喜ばれると思います。

注意点としては、
商品やサービスを買ってもらうために、
お客様に媚びへつらう行動や言動は
しない方がいいと思います。

時々、どうしても商品を買ってもらいたいが為に
そのお客さんの下僕や召使みたいな態度を取る人がいるのですが
「お客様は神様です」の中の神様からみて、
下僕相手から商品やサービスが欲しいと思うかな?
とちょっと考えてみてください。

同じ商品を買うにしても、自分よりはるか下の人よりも、
自分と対等か、自分以上の人間性の人から買いたいと
(神様じゃなくても)普通の人は思うはずです。

「お客様は神様です」

は、媚びへつらうとは、全く違う意味なので、
そこだけは、注意事項として最後に書かせてください。

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