「人を許す」という事

「人を許す」という事

今日は「人を許す」話を書いていこうと思います。

さて
「人を許す」にしても「自分を許す」にしても
やってみると難しく感じてしまう人もいるはずです。

この難しさ。にはいろいろ原因があると思うのですが
まず許す事に必須なもののひとつとして
「素直さ」は絶対に必要になってくると思います。

というのも、素直になれない人は、
他人どころか自分が絶対に許せないと思うからです。

この「素直さ」については、
あの松下幸之助さんが、何度も「とても重要だ」
と言われていたのですが、これは一時的なら誰でも出来ても
一生続けるとなると難しいものです。

しかし、「素直」になれないと、
本当の意味での人を許すことは難しいかもしれません。

そういう意味では、小さい子供たちは、
素直さという面ではとても優れているので
「人を許すこと」にかけてはプロかもしれませんね。
大人が見習うべき点だと思います。

さて「素直」になれたとしても
次は、自分自身がもってるプライドが壁になる場合があります。

つまり、自分より地位の低い人、
年下の人などに対しては特に
「プライドがあって許せない人」がたまにいます。

自分より下だと思ってた人が、自分より早く出世したり
自分より目立ったり、人に褒められたりチヤホヤされたり等を
目の当たりにすると、どうしてもプライドがじゃまして
許せない人が世の中には意外と多い感じがします。

これは簡単に言うと嫉妬なのですが、

(あまり聞きたい話ではないかもしれませんが)

これなどは、その人の器が小さい。とも言えますよね。

大物と呼ばれてる人、懐の深い人や器の大きな人などは、
自分より地位の低い人がどんなに絶賛されようと
全く意に介しません。逆に祝福したりします。

ただ、この器の小ささというのは、自覚がしにくく
しかも例え薄々自覚していても、
自分でハッキリ認めたくないものです。

しかし、この状態を見て見ぬふりのままスルーしていると
いつまでたっても、人ととしての器を大きくする事が出来ないどころか
自分より下として見ている人をいつまでたっても
「許せない自分」のままで終わってしまいます。

自分より下だと思ってた人の出世や、世間の称賛、
また、自分よりとても幸せそうな姿を見てしまうと
ちょっと嫉妬することは誰にでもあることです。

ただ、いつもいつも、
そういう嫉妬を態度にだしたり
(表に出さなくても)ずっと思い続けてしまうと、

やはりその事に対しては「素直」になって
「許そう」とは思えないと思います。

このたぐいの嫉妬は、
その人その人の環境によって
なかなかぬぐいがたいモノがあるとは思いますが

自分にもそういう面があるのだと
まず自覚して「素直」に相手を祝福出来るように
心構えを持って行った方が、
多少楽な人生になるんじゃないかと思います。

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