いろいろ考えて答えがまとまらない時は、自分を客観視してみるといいかもしれません

人というのは自分でよく考えて行動しているようで、

実は習慣的にいつも考えていることを基にして考え

それを基準に行動しているパターンが結構あります。

例えば昔、友達と大喧嘩して

後味が悪い嫌な別れ方をした経験を持ってしまった方とかだと、

そこでもしその嫌な経験を今後は絶対にしたくないと思ってしまった場合、

最初は意識的に人から嫌がられるような事をしないようにしたり、

嫌われるような事を言わないようにしていくのですが、

これが習慣になってくると、無意識的に人が嫌がるようなことや、

人から嫌われそうなことを言わないように気をつけるようになってきます。

しかしこういった行動は、ある意味言いたい事があっても言えない状況を

自ら作っているとも言えまして、あまりにもこれが極端になり過ぎると、

今度は、気を使いすぎて八方美人タイプになってしまったり、

自分らしい振る舞いが出来なくなってくる場合もあるようです。

そしてもし、この様に自分がなってしまったとしたら、

そうなってしまった自分を冷静に客観視していかないと、

何が原因で自分がそうなってしまったのかが

自分ではわからなくなってくる場合が出てくるのです。

ただこの例え話は、まだ原因がある程度特定できる話ですので、

解決しようと思ったら解決しやすい部類だとは思うのですが、

しかし人というのは、

いつの間にやら他人に影響を受けている場合が結構あり、

その影響が自分の潜在意識にまで入り込み、

なぜだか理由が分からないのだけども、悪い癖といいますか、

悪い習慣を自然とやってしまってる場合があるのです。

例えば(話がまったく変わりますが)

お金持ちになりたい人は、お金に対して嫌悪感を持っていると、

なかなかお金持ちになりにくいものなのですが、

このお金に対して嫌悪感をもってしまった理由として例えば、

テレビのニュースで政治家がお金を不正に儲けていたとか、

また、詐欺師がお年寄りをだましてお金を奪い豪遊していたとか、

さらに宗教によってはお金は汚らわしいものと言ってる所もある訳でして

こういったお金そのものに関しては、特に良くも悪くもないはずが、

何かの事件や、周りの人の考え方の影響を受けて、なぜだか自分の心の中に

お金そのものに対して嫌悪感を持ってしまう場合があるのです。

そしてこういった場面では、しっかり自分を客観視してみないと、

なにが原因で自分がそうなってしまったのかわからない場合が出てきます。

というのも、お金を自分が使ってる時に、何か嫌なことがあったとか、

お金をもらったときに、何か辛いことがあったとかなら、

何が原因でそうなっているのかが自分でも気づけるとは思うのですが、

自分以外の他人からの影響が知らぬ間に心の奥に刷り込まれてしまって、

それが原因で今のお金に対する嫌悪感が出てしまっている場合は、

いくら考えても原因が特定できない場合が出てきます。

まあ、今の日本では、悪い影響を受ける場面はいくらでもあるので

結構意識して防御していかないと、

いつの間にか、洗脳されている感じになってしまう場合もある訳でして、

そこのところは日ごろから気をつけたほうがいいかもしれませんね。

ただ、自分の問題は基本的には自分で解決できるものがほとんどですので、

自分で問題を解決するためにも、自分を客観視してみる。

ということはお勧めしたいです。