その言葉(行動)の裏には、思いやりがありますか?

今日は、ふと、
この話が脳裏に浮かんだので
すこし書いてみようと思います。

さて、ちょっと前の出来事なのですが、
あるお店の駐車場での出来事です。

買い物を済ませて車に向かってる途中、
ある家族と出会いました。

その家族は親とその子供たち4人の
まあ、どこにでも見かける普通の家族です。

ただ、ちょっと印象的だったのが
その(結構広い)駐車場に響き渡るぐらい大きな声で
子供たちを叱り飛ばしていた。というところです。

(その時、自分が油断してたのもあるのですが)

その時の私は?というと「はっ」っと一瞬固まってしまい、
腰を落として周りを警戒したぐらいびっくりしました。
(要約するとビビったのですね)

最初のうちは、
子供たちを叱ってるとは認識出来なかったのですが
冷静に見ていると、親の前を走ってる子供たちに
車も確認しないで不注意に走って事故にあったらどうするんだ。
という内容で子供たちを叱っているのだと推測できました。

そして冷静になってよくよく観察してみると、
男親だと思っていた怒ってる張本人は「母親」でした。

ついでにその人の顔もちらっと見てみたのですが、
顔立ちは整っていて美人なのですが
「般若面」でした・・・

でもまあ、4人も子供がいれば、
いちいち優しい言葉でさとすよりも
まとめて一喝したほうが、怒る方も楽ってもんです。

さて、今回の話題は、この母親の顔の話ではなく、
その行動(叱る)の裏に、思いやりや愛情があるんだろうか?
という話です。

実際普段の私達は、その時の気分で人を怒ったり叱ったりします。

例えばイライラしている時に、
たまたま部下のミスがあった時などは、
そんなに重大なミスでもないハズのものを
会社から追い出す(辞めさせる)かのごとく勢いで
怒る&叱り飛ばす人がいたりします。

逆に気分がいい時や機嫌がいい時は、
結構重大なミスをしても、
笑って許して水に流したりもします。

そして、こういう事はどこにでもある話です。

ただ、気分で叱ったり怒ったりする行動の裏には、
相手への思いやりや愛情はあまり無いと私は思うのです。

気分で怒るというのは = 部下でストレス発散している。

と同意語な気がしてならないからです。

そして、怒られる立場の人間からしてみると
理不尽な感情を持つと思うのです。

例え、お前のためを思って言ってるんだ。
と口先だけで(後付けで)言ったとしても、

そういう恩着せがましい言葉は
部下には全部見透かされてるんじゃないかと
個人的には思っています。

人って不思議なもので、口先だけでどうにかなるもんだ。

と信じ切ってる所があり、いくら本音を言葉にしなくても
目が語り、表情が語り、その態度が、
その人の本音(心の内)全てを語ってしまう場合があります。

上の様に
気分でストレス発散ぎみに部下を怒ってばかりいたら、
結局愛情の欠片も何も無いので、
いつかは部下に見捨てられるかもしれません。

上に書いた母親の話にしても、
結局、子供の面倒を見るのが大変だから。
といって、いつもいつも、
大の大人が固まる位のどなり声で怒ってばかりいたら、
その怒られてた子供たちがいつか大きくなった時に
手痛い反撃を食らうかもしれませんね。

まあ、怒ってる人の顔や目をみたら、
その人の心の奥に愛情があるかどうかなんて
ホトンドの人がわかると思います。

怒ったり叱ったりする時は

その時の気分や感情だけではしないようにしたいものです。

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