世の中での、正しい事や間違ってる事について、ちょっと考えてみました。

今、私たちが生きている日本では、
正しい事、間違ってる事に関する基本的な考えは、
世間の常識の中にあったり、日本の憲法、法律にあったりします。

私たちは、ただ漠然と、
それらは正しい事だと思い、
それらに沿った生き方をしています。

それを踏まえて、ここに書いてみるのですが、
もし、その常識や、法律が間違っていた場合、
自分には責任は無い。と私たちは言えるでしょうか?

というのが、私の疑問です。

つまり、世間の常識や、日本の法律が、
世界的に見たら完全に間違ってる事だと周りが分かっているのに、
それを知らずに、行動を起こした時、自分に責任があるかどうか? 
が、今回、私が提案している疑問です。

これの答え方によっては、
自分の今の悩みや、苦難の答えに直結する場合があるので、
個人個人でも、よく考えてみてください。

私自身は、世の中の常識は、移ろいやすいもの、
世界の常識もそうだし、何が正しいのか悪いのかは、
その時代、その時代によって、変わってくるのが当たり前だ。

と、思っています。

だから、私個人は、常識を参考にして、
重要な決定や判断はしない様にしてきました。
また、世間が言ってる正しい事や、世界の流れ、方向性すらも、
疑って見るように、最近はしています。

つまり、
他人の意見に流されない様に
気をつけて、意思決定してるというわけです。

実は、常識にそって判断したり、世界の流れに逆らわず、
自分では何一つ考える事なく、生きていても
自分自身に100%責任があるのは変わりません。

逆に、自分自身の見方で判断して、自分で決定し行動しても
100%自分自身に責任が生じてきます。

だから、どちらの生き方をしても、
自分にしか責任が無いのは変わらないので、
自分の好みで、どっちか好きな方の
生き方をすればいいだけの話です。

ただ、よく勘違いしている人が居るのですが、
他人のアドバイスに従ったおかげで、大失敗したじゃないか!
責任を取れ!!!という人がたまにいます。

これは、依存体質の人に、よく見られる光景なのですが、
生きてる限り、どんなに他人任せでも、
自分のやった事は100%自己責任だ。
という事が理解できてない子供に、これが多く見られます。

この子供というのは、身体的な面ではなく、精神的な面の話です。

(私が見た中では、団塊の世代という人の中に、この光景を見ました)

・・・と、話をもどします。

つまり、自分で考え判断しようが、常識に流されようが、
責任は100%自分にあるので、そこは忘れないで。
という話です。

これを基本にして話します。

私は、この世の中の出来事で、正しい事や間違った事は、無い。

と、思っていますし、そう考えています。

これを別のいい方で説明すると、
100%正しい事や100%間違った事は存在しない。
と、言い換える事が出来ると思います。

だから、正しい事を強要したりされたりする事は間違ってると思うし、
悪いことをやったからと言っても、その時は、そう判断できても
後々、振り返ってみると、あの悪い事がなければ、反省した今の自分が居ない。
という事も実際にありうるのです。

つまり、物事というのは、良い面もあり、悪い面もある。
正しいとか間違ってるというのは、ひとつの判断にしか過ぎない。
という事です。

一般的な常識と言われるものは、物事の一面だけを判断し、
良い面と悪い面と分けて評価したものが定義されている感じがします。

どんな出来事や物事も、一面だけ見ただけでは判断できません。
しかも、この常識という考えの中には、時間経過の概念が無いのです。
ここは理解していないといけません。

つまり、その場の判断で、一面だけを見て&その時だけ見て、
正しいか、間違ってるかをルール化しているのが常識なのであって、
世の中の移り変わりが激しいこの時期に、こんなものに
自分の人生が左右されるのだけは納得できない。

というのが私の意見です。

また、世の中の流れに逆らわない。
というのは、自分が納得できたら。が条件です。
自分の考えが世の中にそっていれば、その流れにのれば、
波に乗れてどんどんうまくいくハズだからです。

逆に、波に乗れない場合は、
ちょっと自分の考え方に無理があるかもしれません。

さて、自分で書いていてなんなのですが、
ちょっと解りにくい部分があったかもしれませんね。

こういう問題の解釈は、人それぞれ違ってくるので、
自分で勉強していかないと答えが出てこないでしょう。
こう言う問題が、今の悩みに直結する場合があるので、
時間があったら、個人で考えてみてください。 


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