「一瞬で心を切り替える技術」を読みながらやってみての感想2

さてここで、

この本の中で良く出てくる重要な単語を書きます。

それは、「フロー」と「ノンフロー」です。

簡単に説明すると、

この本での

「フロー」とは、機嫌が良い状態、上機嫌の状態のことで、

「ノンフロー」とは、機嫌が悪い状態、

イライラしてたり不機嫌な状態を指します。

そして本によると、ノンフローの状態は、

いつでもどこでも誰にでもなる可能性のあるもので、

普通の人がこのノンフロー状態になった場合、

何か環境が変わったり、周りに変化があるなどして

自分の気分が変わらない限りずっと、

ノンフロー状態のままで居続ける事が多いと書いてありました。

(つまり、普通の人は、
 自分で自分の機嫌を取る習慣が無い。
 と言い換えてもいいかもしれません)

だから、ちょっと前に記事に書いた、
今の自分の機嫌がどっち寄りなのか?を自分で感じて(自覚し)
「フロー」にもっていくように習慣づけをしていかないといけない。
というわけです。

ただ、なぜそうするのか?

なのですが、これも以前書いたとおり、機嫌が良い時と悪い時では、

仕事でのパフォーマンスに差が出てしまうから。

これが理由です。

(どんなに実績があろうが、また実力や経験があろうが
 不機嫌でいつもイライラしている状態だと、
 誰だって仕事の成果は上がらないのではないでしょうか)

さて、本の方に話を戻しますと、序盤に

剣道の元世界チャンピオンの人の話が出てきます。

そこに書かれている話を読んでいくと

「強い選手は座ってるだけでわかる」

と書かれていました。

(これは試合で対戦する相手が座ってる状態でも
 それを見るだけで実力がわかるのだそうです)

そしてこれは、私もうなずけました。

もう少し詳しく書いてみると

「座る」というパフォーマンスの背景にも、その人の心の状態があり

その心の状態を「座る」という行動で表現しているので、

座る行動一つだけでも、その人の今の状態が理解できるだ。

ということだそうです。

すべての行動には

その裏に、その行動の基になる心があるのだそうです。

そして、その心に影響を受けない人間はいない。

と書かれていました。

(私も同じ考えです。
 心がその人の行動の基となっているので、
 心がゆらげば行動もゆらぐのは当然の結果かもしれません)

そしてこの本には、その心の状態を自覚し、

瞬時に機嫌が良い状態に切り替える方法が何個も書かれています。

ただ、実際にやってみてわかりましたが、

十種類以上もある心を切り替える方法を

読んだだけで全て覚えて使いこなす。とか、

一日で全部マスターする。とかは不可能な感じです。

少しずつ、少しずつ、

効果を楽しみながらやっていくと

マスター出来る感じがします。

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