「人を許す」という事2

前回に引き続き、人を許す話です。

前回は、許すには素直さが必要だし
プライドが変に高すぎると、自分より下の人を許すのは難しい。
という話をしてきました。

今回はこれにプラスして、2つ,3つ書いていきます。

さて、世の中には人を許す事が難しい人がいまして、
どういった人が、難しいかと言うと、

「正義感が強い人」

「自分が正しいと信じ切ってる人」

です。

この正義感が強い。というのは、

私個人としては良いと思うのですが、しかし、

「無知だけど」正義感が強い人等は、

とたんに人を許す事が難しくなってきます。

この「無知」が曲者でして、

私の周りにも、過去勤めていたある会社の上司や社長に、

そういう人がいまして、

なんでもかんでも「しったかぶり」を決め込み

いつも正義や正論を振りかざし、会社で大きな顔をしていました。

ただ無知で正義感が強い人は、実は、

「何が正義なのかを本当のところはわかっていません」

そして更に、自分の言ってる事が正しいと思いこみ、

自分と考え方が違うと思った人は「全否定」したりします。

もっとひどい人となると、相手を無視したり排除したりします。

ただ、こういう人は結局「人を許す」ことはできません。

自分と考え方が違う人を認められない人はある意味「子供」とも言えますが・・・

なるほど、子供も自分の思い通りにいかない場合は

泣き叫んだり、駄々をこねたりして人を困らせます。

そういう中身が子供のままの人が大人になり、

物事を知らない無知なままでいると

自分の頭にある考えを100%信じ込み自己中心的になっていくのでしょう。

そして、大人になっても分別が付かず他人に迷惑をかけるのも、

結果的には仕方が無いのかもしれません。

(書いてる自分でもしゃれないならない事言ってるなとは思いますが)

さて上にもどって、正義感がある事は良い事だと思います。

ただ、無知な人が「正義」を振りかざし前面に押し出してしまうと

だんだんその「正義」の名のもとで、

自分の我儘を通す感じになっていきます。

結局そういう人は、人を許すとか許さないとか以前の問題で、

「ただ我儘を言ってる子供な人」と周りから見られて終わる感じがします。

このあたりは、当の本人は自覚しにくい部分があるので

しっかりと自分自身が、客観的に省みる事をしないとわからないようです。

まとめると、

「正義感が強いけど無知な人」

「自分の考えが100%正しいと思ってる人」

で、他人の行動や考え方にまで自分の考えを押し付ける人は、

まわりどころか、自分自身も見えてないので

「人を許す」事が出来ない人となります。

こういう人達は、私達のまわりに結構いますが、

いつかは痛い目に合うみたいなので、

例え自分に火の粉が降りかかっても反撃せず

そっとして距離をおいた方がいいみたいですね。

逆に、自分にこういう所があると思った場合は、

相手が適当に仕事をしていても(自分の管轄外なら)

正しい事を指摘したりせず、自分の事を一生懸命やって気を向けない事です。

(あと、いろいろ本を読んだりして
 人生勉強をした方がいいかもしれません)

口は災いの元。と言いますが、

結局、ひとことも、ふたことも、余計な事を言ってしまう人を見ていると

面倒見がいいというより、おせっかいで、正義感が強い人が多い感じがします。

(尚、ひと言が多いとかではなく、
 的確な指摘やアドバイスする人は除きます)

適当に仕事をやってたら、痛い目に会うのはその人です。

痛い目にあった時に、フォローするようにすれば、

普段はあまり角が立つことも無いでしょう。

と、横道にそれてしまいましたが、

「人を許す」というのは、

ひとつひとつ考えていくと難しいものです。

「素直」で「いろんな物事をよく勉強&経験し」

「変にプライドが高くならないように気をつけながら」

「自分自身を省みる人」

じゃないと結構難しそうな感じがします。

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