たまに、お店で商品を雑に扱ってる現場を見て思う事。

ずいぶん昔の話なのですが、
たまたまその日は早く目が覚めたので
早朝のコンビニに行くことにしました。

行ってみると雑誌の入れ替えなのか
返品交換の雑誌が足元の床にじかに置かれて
山積みされてました。

それを見て私は、ちょっとびっくりしました。

まあ、その雑誌は返品されるものです。

(例えば週刊誌などは、一週間経てば次の号が出ます)

そのコンビニの店員さんにしてみれば
どうせ返品するのだから、雑に扱っても問題ないだろう。
と思ってやってしまったのでしょう、

ただ、私の場合はちょっと見方が違っていて、
大事な商品を床にじかに置くなんてどういうことだろう?
と、その店員さんにちょっと腹が立ちました。

というのも、
もし自分が床にじかに置かれた雑誌を買いたかった場合
(例え毎日床を掃除してたとしても)
汚くて買う気が失せると思うからです。

他の人の場合だと
日ごろから清潔を心がけてる人がその現場を見たら、
もしかするとその雑誌だけでなく、他の商品を見ても
汚れてるイメージが出てくるかもしれません。

お客さんから見たら、床にじかに売り物を置くというのは
汚いとか汚れるイメージを持たれると思うのです。

また別の視点から見ると、
(そのお店の店長とか社長視点からになりますが)

その売り場にある商品は、全部お客様が買っていくもの。

だという考え方があると思うのです。

私も過去書店で店長をやってた頃は、
お店にある全ての商品は、

「お客さんのもの(買っていくものだ)」

と思って仕事をしていました。

つまり、お店にある商品は

一時的にお客さんがそこにストックしているものだ。

という認識でした。

だから、
(いずれお客さんのものになる)
商品がホコリまみれだとおかしいと思うし
ディスプレイのガラスに指紋がついてるのもみっともないし、
本が乱雑になったままでほったらかしなんて
とても恥ずかしい事でした。

(また、一冊、週刊誌作るのに
 どれだけ大変な重労働なのかを
(知識としてですが)知っていたので
 雑誌ひとつとっても
 なるべく折れたり曲がったりしないように
 丁寧に陳列したり棚にさしたりしていました)

商品を管理する側(お店側)が、
作り手の手間や商品の内容を全く知らずに
その商品を置く事自体あまり無いとは思うのですが

実際作り手側の作業(労働)内容を知ってしまうと、
その週刊誌ひとつひとつどれをとっても
私の場合とても丁寧に扱わずにはおられませんでした。

こういう事があってか、そのコンビニでの行動をみて
ちょっと腹が立ってしまったようです。

(こういう考え方は、(例えば)
 二十歳ぐらいの人に話しても
 理解してもらえないかもしれませんが

 10年20年と会社でもまれてきた人なら
 わかってもらえると思います)

そして、上の様な事をいろいろ知って
プラス一生懸命仕事をしていると
どういうわけか

お店にある商品に愛着がわいてきます。

(そうするとなぜかその商品が
 早く売れていく感じがしました
 不思議でした)

さて最初にもどりますが、

たぶん、商品を乱雑に扱う人等は、

いろいろと知らなかったり&経験が少なかったのかもしれません。

本人は知らないし、わからないのでしょうが

外の人間(お客さん)の立場から見たら

やっぱり良い気分にはならないだろうなぁ。

と個人的には思いました。

こういう話は、アルバイトを使う立場の人が

特に気をつける話しだと思うのですが

ちょっと外の人間として思い出したので書いてみました。

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