病気の時、どうすれば不安のない「安心できる状態」になれるのでしょうか。

今回は、誰にでも病気になれば感じる事がある「不安」に対して、
どうすれば自分を「安心の状態」にもっていけるか?
について書いてみようと思います。

※「安心する事」というのは、
 病気の治癒に一番重要な事だと私は思っています。

さて、結論を先に書いてみると、

結局「世の中のものごとを知ること」が

一番「安心」につながるとわたしは思っています。

人間というのは、
「ものごと」を知らないから不安に駆られ
結果、恐怖を感じる事が多いのではないかと思います。

簡単な例をあげると、

私達は、自分がいつ、どこで、どの様に、「死ぬ」のか知りません。

例えばもし、自分が事故にあって病院に担ぎ込まれたとしても、
『今はまだ、自分が死ぬときではない』と知っていれば、
意識がモウロウとしていても、安心して寝ていられます。

逆に私達は知らないから、だんだん不安になるのだと思います。

だから、
自分が死んだら、残された家族はどうなるのだろう?とか
小学校に上がったばかりの娘が気がかりだ。とか
明後日は大好きな人と初めてのデートなのに・・・とか
まだまだ、やりたい事がいっぱいあるのに!!!とか

意識がある間ずっと、悔やんだり後悔したり、不安になったりするのでしょう。

つまり、知らない。という事は、イコール「不安になる」という事です。

逆に知っていれば「まあ、どうにかなるさ」と『安心』していられると思います。

(これは、極端な例かもしれませんが、
 こういう事は、もしかしたら経験するかもしれません)

では「安心」する為に「ものごとを知る」には、
具体的にどうすればいいのでしょうか。

これは、人それぞれやり方が違うと思うのですが、
私がやって来た方法を二つあげると「勉強する事」と「経験する事」です。

まず、勉強をする事とは、

新聞やテレビのニュースなどの情報を一切参考にしないで
(↑ここが特に重要です)
自分の気になる情報を図書館で本を借りて調べて、
更に必要なら本屋に行って本を買い、無いならネットで本を買って
知らない事で、自分に必要な情報をどんどん調べて勉強しました。
もちろん、ネットでの情報もかなり調べて、参考にしました。
これらは自分が納得するまで、徹底的にやりました。

だから、
テレビや新聞しか読んでない人に比べたら
かなり正確に情報を把握できた上、
世の中がどうなっているのかが
自分なりに解釈、理解出来ました。
(ここまでくるのには、何年か、かかりましたが)

そして、経験する事とは、

簡単に言うと、

自分の興味がある事&好きな事を『今』すぐやることです。

ここが一番重要だと思うのですが、
自分の興味のある事や好きな事を、「今」するというのは、
日々、生活に追われる様な生き方をしている人には
とても難しく感じるはずです。

(ちょっと話がもどりますが)

普通の人は、自分の寿命がわかりません。

つまり、自分がいつ死ぬのかわからないのに、
自分の興味のあること好きなことを
「今」やろうとしないのです。

もちろん生活していくのは重要な事です。

しかし、朝から晩まで、仕事に追われて、家事に追われて、
夜は疲れきって、後は寝るだけの生活を続けていたら、
いざ、自分が死の淵に立った時に、
「いままで自分は、なにをやってきたんだろう?」
と、疑問に思ったり後悔しながら死ぬことになりませんか?

そういう生き方も悪いとは思いませんが、
私個人は、それでは生きてる意味が無いと考えているので
今、自分の興味のある事、好きな事を、出来る範囲でやっています。
(自分の出来る範囲で。なら、かなりの人が実行できるのではないでしょうか)

そうやって、私もいろんな事を経験してきました。

そうすると、自分の生きてる意味や、世の中の事が自分なりに
経験(実体験)として、理解出来る様になってきます。

(上と合わせて)こういう、勉強や経験を積み重ねていくと
だんだんと、いろんな事に対して、

「わからないから不安になる」

という感情が消えていきます。

(これは、実際にやらないとわからない事(理解出来ない事)なので、
 ここを読んだだけでは、書いてる意味が理解できない人も多いでしょう)

自分の考え方が、ここまでくれば、例え自分が重い病気になったとしても
「安心」できる状態で、日々生活する事が出来ると思います。

これは、私しか通用しない考え方かもしれませんが
もしよければ、この経験を参考にしてもらって、
あなたも実際にやってみてください。