やはり「素直さ」は大事ですよね。
今日は、素直について書いていきますが、
この話は何度も何度も過去書いてきた話です。
しかし、
何度書いても書き足りないほど重要な話なので
また、書いてみようと思います。
さて、素直について書く前に、私自身が「素直さ」について、
真剣に考えるようになったきっかけを書いていこうと思います。
それは、ある本を読んで、
「素直さ」の重要性に気づかされた。というのが始まりです。
その本とは、松下幸之助さんが書かれた本です。
というのも、
経営の神様と言われるぐらいの人だったので
ある時期、仕事に関していろいろ勉強したいと思った時に
この本に巡りあったのです。
松下幸之助さんの本はいろいろ出版されていますが、
本を読んでみると、当時は大変苦労された様でした。
中には、経営者としての苦悩とか苦渋の選択の話とか
社長業がどれほど大変なことなのかが書かれてあり、
今でも、人を使う立場での心の使い方
(人間心理)の参考になっています。
そして、この本の中で度々出てくる言葉が
「素直」
という言葉だったのです。
実際、この「素直」を題材にした本もありました。
ただ、この素直が難しいのです。
書いてあることを読むだけなら、誰でもできるのですが、
実際現実に、自分が「素直」で「いつづける」ことが、
とても私には難しいのです。
例えば、物事が順調にすすんでいる時や、
なにもかもが上手くいってる時。というのは、
有頂天になりやすく、更に傲慢にもなりやすくなります。
でも、こういう状態の時ほど「素直」でいなければ、
他人の進言やアドバイスが素直に聞くことが出来ず、
結果、取り返しのつかない大失敗をして
人様にまでも迷惑をかける可能性が高くなってしまうのです。
この物事がうまく回ってる時というのは、
気分がいいので、どうしても警戒心が薄まります。
また、普段は他人から褒められる事がない人でも、
急に、まわりの人から褒められたりおだてられたりします。
こうなると、男はもうダメです。
(女性もそういう傾向はあるとは思うのですが
男の方が子供なので、人のおだてにすぐに乗ってしまうのです)
そうなると「素直さ」が消えていき、「傲慢さ」が顔を出してきます。
この傲慢さが出てしまうと、
素直さというのは必ず引っ込んでしまうので
どんどん、人の話を聞かなくなってきます。
そして、ある地点で、頂点から転がり落ちる。と。
ただ、この「素直さ」と「傲慢さ」は、
同時に存在する事が出来ません。
だから、「素直」でい続けられれば、
「傲慢さ」の方は脇に追いやられ
影響を受けなくすることができます。
そこは私自身も、知識では知ってはいるのですが、
これがなかなか、実際現実に上の状態になると
「素直でいつづける」のは至難の業なのです。
さて、「素直」のメリットはこれだけではありません。
実は「素直」でい続けられたら、
いくらでも人として成長していくことが可能になります。
いくらでも、いくつになっても。です。
逆に、傲慢な人は、傲慢になった時点で、
人としての成長がそこでストップしてしまいます。
これは、ちょっと注意していてください。
過去、私の知っている人ですが、
50代から上、60歳や70歳になっても
外見はしわしわで、おじいさんおばあさんになってるのに、
中身は小中学生並み。という人が実際にいました。
つまり、大人になっても、
な~~~んにも中身が成長してない人がいるのです。
実際、人というのは、生きてるだけで、年だけはとります。
寝てるだけでも、ぼーっとしてるだけでも、時間だけは経っていきます。
年を重ねるのは、みんな平等で公平に訪れることなのですが
人間性を向上させる。勉強をして自分を磨く。
という事は、自ら進んでやらなければ、
(代わりにやってくれる人など皆無なので)
実行することが出来ません。
そして、時間だけはすぎていくのです。(考えてみると怖い話です)
と、ここで話をもどしますが、
「素直」でない「傲慢」な人は、上の状態になってしまって、
極端な話、人生の勉強を一切やらないで、
この世を去ることになってしまうのです。
これはもったいない話ですよね。
では、「素直」になれば、どうなるのか?という話ですが、
この「素直」になった状態になって初めて、勉強が出来る体制になるのです。
つまり、人から教えを請う体制になる。という話になります。
逆に「傲慢」な人は、人の話を聞こうともしない事が多く
聞く耳すら持たない人がとても多いのは、みなさんもご存知のとおりです。
(そう言う人が、人から教えを請うなんて事をするわけがない。
というのが私個人の考え方です)
そして素直になれば、自分のやる気次第で、
いくらでも、どこからでも勉強する事が可能になり
勉強すればする分だけ、自分を磨く事ができ、
人間性を向上させることにもつながるのです。
さて、最後になりますが、松下幸之助さんは、
いろんなところで「素直さ」の重要性を説いてきました。
経営の神様と言われるぐらいの人が「素直さ」がとても重要だ。
と言われてるのだから、自分も「素直」になってそうなのだ。
と理解した。というわけです。
みなさんも、「素直」について少し考えてみませんか?
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