自分の近くに、目障りな人、うっとおしい人、文句ばかり言う人や悪口ばかりの人が、いませんか?

これはタイトルにあるとおり、

自分のまわり、
会社の同僚、先輩、上司に、
もしくは、友達や家族に、

「批判ばかりする人」「ネガティブな人」「陰口や不平不満を言う人」
「人に対して態度がコロコロ変わる人」「他人の指摘ばかりする人」等等

自分にとって、迷惑な人たちがいませんか?という話です。

こういう人たちが周りにいると、とてもうっとおしく感じるはずです。

私もこういう人達に囲まれてたら、めんどくさくてしょうがないと思います。

こういう状態。
まわりにネガティブな人ばかりいる状態は、
自分が経験するとなると、流石に耐えられないですよね。

でも、この状態を経験している人は、結構多いと思います。

じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
何か、対策とかあるのでしょうか?

この状態の対策、改善となると、
いろんなアプローチの方法があるのですが、

私自身が考えた対応策、根本的な解決方法は、
人の内面での対処方しか、有効な手が浮かびませんでした。

これは自分の経験なのですが、

こういうネガティブな人に、
「悪口はいけないよ」とか、「不平不満はだめだよ」とか、
「仕事の小さなミスを、指摘ばかりするのはよくないよ」と言っても、
ほとんど、自分の行動を改める人はいませんでした。

人は、自分の悪い所は、ハッキリと自覚している様で、
他人にわざわざ言われなくても、「わかってる」し
何度も何度も言われると、「うんざりしてしまう」動物らしいです。

しかし、自分の身近で、
こういうネガティブな行動を取られると、
どうしても指摘してしまうもんです。

でも直さない。こっちは指摘する。やっぱり直さない。直るまで指摘する。
と延々と繰り返してしまうのが、普通なのかもしれません。

さて、実際にどうしたらいいのでしょうか?

ただ、この答えを知る前に、考えて欲しい事があります。

突然ですが、諺で「類は友を呼ぶ」というのがあります。

これは、
似たもの同士が集まるという意味なのですが、
上の状態をこれに当てはめてみると、

周りにこういうネガティブな人がいる。という事は、
自分も、そういうネガティブな面をもっている。

と、いう事になります。

まず、自分自身について、よく考えてみてください。
自分も同じように、人の悪口や噂話が好きではないですか?
友達と同じように、社会に対して不平不満を言ってませんか?
思ってませんか?
お金持ちに対して、羨ましい感情が強かったり、
妬ましいと口に出していませんか?

こいういう風に、
自分がネガティブな感情や思いを表現していたら(意識しても意識しなくても)
他人に、「あ、仲間がいる!」と思われ(感じとって)寄ってきます。

例え自分が意識してなくても、
他人は自分と同じ匂いを感じて、
話しかけてくるでしょう。

そして、実際に話をしてみると、話が合うことが多いはずです。

つまり、「類は友を呼ぶ」なのです。

ここで話をもどします。

自分の内面に(意識しなくても)ネガティブな面があるのが原因なら、
他人を変えようとするより、自分が変われば解決する問題だ。
という事になります。

これなら簡単です。

自分自身が、ネガティブな考えをしないように心がければいいだけの話です。

しかし、いきなり、ネガティブな考えを改めろ。と言われて、即、出来るなら

ここを読んでいるはずがありませんよね n(・ω・)n

ただ、ネガティブな感情を無理矢理抑えたり、
逆にポジティブに強制的にもっていくような行動は、
あまりしない方がいいと思います。

自分の感情は大切にしてください。

ネガティブな感情が出てきたなら、それはそれでいいので、発散するなら、
人が居ないところで誰にも迷惑をかけずに発散すればいいだけの事なのです。

ポジティブにも別になる必要はありません。

ただ、そうなりたいなら、
自分の得意なことや好きなことに、とことんハマってみると、
ネガティブにはなれないので、無理しない程度でやってみるのもいいかもしれません。

さて、ネガティブな考え方を、意識しなくても普通にしてしまう人がいます。

これは、小さい頃からの癖という場合もあるので、
なかなか変わらない、変えられない部分かと思います。

で、解決策なのですが、(根本的な内面を変える前段階)

まず、ネガティブなモノから、物理的に距離を取ってください。

例えば、テレビ。
ニュースなどは、ネガティブなものが多いので、
特に、事故や酷い事件は見ないようにしてみてください。
あれは、映像を目で見て、声を耳で聴いてるので、
映像&イメージがそのまま脳裏に刻まれるので、
精神的にも、身体的にもよくありません。

また、ネガティブな場所などにも行かないようにしてみます。
例えば、パチンコなどのギャンブルの場。
自分が勝った時は、自分自身は楽しいと思うのですが、
周りの嫉妬がすごいのです。
この嫉妬のエネルギーの凄さを知らない人が結構います。

また、ギャンブルに負けたら負けたで、自分を責めてみたり、
自己否定したり、勝ってる他人に嫉妬したりと、
これはこれで、精神面では良い事がひとつもありません。

次に、
「特にひどい」ネガティブな同僚、友達から、物理的に距離をとってみてください。

何か誘われても、家の用事があるとか、
何か理由をつけて、付き合いをしないようにもっていきます。

これは、一時的に寂しさを伴いますが、
これをしない事には、今の状態は変わりません。

逆に、プラス思考の人、いつもニコニコしている人や、
批判や悪口を一切しない人と、関わりをもち友達になるようにしてください。

ただ、これらを実行しても、
家族など、どうしても物理的に距離を取れない場合があります。

こういう場合は、精神的に距離を置きます。

見えない壁を作る。と言えば伝わるでしょうか。

普段は普通に生活します。会話も普通にします。

ただ、何かネガティブな事を言いだしたりした時、
例えば、テレビを見て、政治の話をしてる時に、
政治家が悪いとか、世の中が悪いとか言いだした時です。

無反応になってください (・ω・) ・・・

いわゆる、無視です。 <(   )>

これは極端な対応で冷たい。と感じるかもしれませんが、
こういう場では、言葉を出さなくても、自分が頷くだけで、(話に反応するだけで)
実は、喋ってる人は興味があると勘違いして、いくらでもしゃべるのです。

これほど迷惑な話は無いので、無視します。

いや、無視以外に対応が無いと言えばいいでしょうか。

逆に、言葉にして、
「それ、興味ないから」とか「どうでもいい」とか言うと、
気分よく話してるネガティブな家族を、傷つけてしまいます。

誰でも、自分の言ってる事を
(完全に間違った事でも)否定されると、傷つきます。

配慮が必要なのですが、
言葉にする場合は、とても気を使わないといけないのです。

だから、いちいち気を使って、疲れるぐらいなら、
無視して済ませるのが一番いい。というわけです。

これは、ネガティブな話題が好きな友達にも使える手なので、
その話題になった時だけ、無視をしてみると、
段々とその話をしなくなってきます。(空気を読んでくれます)

ただ、友達に嫌われたくない場合は、
ほかの普通の話題には絶対にしてはいけません。

その話題だけです。 

ここまでが、前段階、環境を整える作業です。

ここからが本題。

これらを実行して、更に、
自分の内面から、ネガティブな面を少しずつ手放していきます。

これはポジティブになれ。と言ってるのではないので注意です。
(もちろん、なりたい人は、なるといいのですが、
 無理矢理自分に、強制はしない方がいいでしょう)

ここでまとめてみます。

まわりに、ネガティブで否定的な人がいるという事は、
自分の内面に意識してなくても、その部分があるからです。

類は友を呼ぶ。の諺どうり、
自分のそのネガティブな部分に
同じネガティブな部分を持った人が寄ってきます。

それが嫌なら、まず、物理的に距離を取ります。

どうしても距離が取れないなら、精神的に距離を取ります。

具体的には、ネガティブな話題のみ無視します。

その上で、自分の内面を見つめて、ネガティブな部分を手放していきます。

これで、かなり改善出来ると思います。

ちょっと長くなりました。

自分の内面のネガティブな部分の改善は、またの機会に書いてみます。


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