「人殺し医療 マフィアが支配する現代メディカル・システム」を読んでの感想5

<追記>

そういえば、この本には、
アマゾンのレビューにも書かれていたのですが
薬害エイズ事件についても書かれていました。

これはとても重要な話です。

と、言うのも、
あの事件は、あまりにも簡単に犯人が出てきました。
(ああいうタイプの事件は迷宮入りになりやすく
 結局時間だけが過ぎて忘れ去られる事が多いのです)

後から振り返って考えてみると、
「コト」がスムーズに行き過ぎてた感じもありました。

この本には、この事件について、
どこの企業&会社が関わっていたか、
また、誰が関わっていたか、
社名も実名もそのまま書かれていましたし、
時間軸にそって、順番にどういう経路で、こういう事が起きたのか
私の様な素人でもわかるように書かれていました。

そして、理解してみると、この薬害エイズ事件というのは、
今のままの医療体型だと、また次も起こりえます。

つまり、また、同じ様な事が「ある」と思っていいようです。

(あの事件をこの本でどう書いてあったかと少し書いてみると)

この人が悪い。この会社が悪い。と

誰にでもわかり易く、マスコミに情報を流して、

実行犯というか、
大元の原因である会社が表に出てこないように
市民の思考を誘導し、事件の本質がバレないように
上手に情報を操作し(流し)、うまく実行犯を隠蔽しています。

あの事件は、みどり十字が責任を負わされましたが、
結局その会社は、M&Aで、会社自体消えてしまっています。

用済みになれば、証拠は後腐れなく抹消する。

という感じでしょうか。

これは、政治の世界でもよく行われている事で、
しっかり、情報を集めて大局的にみていかないと、
一般人はわかりにくい所とか、、、
まったく同じ手法が使われているのです。

(最近では原発関連の裏のつながりですね。
 あれは、一般の人は、どの政治家がどこの会社とつながっていて
 いくら賄賂をもらって、どの様に裏取引があったか
 ホトンドの人は知りません。
 バレればその政治家が罪を全部着せられて
 政治家生命を絶たれただけで終わります
 大元の会社は痛くも痒くも無いでしょう)

そして、
日本ではマスコミの言ってることを信じている人が多く、
テレビや新聞の情報操作で、ころっと騙されて
日本人は特にバカ正直&お人好し的に、情報トラップを
仕掛けてきた人(企業)の思惑通りに行動してしまう様です。

これは、

知らない人は(100%確実に)損をする。

という単純な話なのですが、

それでも、現実を見ようともしない人が多いのには困りものです。
(これは自分も含めてですが)

まあ、痛い目に何度も何度もあえば、
流石に死ぬ直前には気づくと思うのですが、
毎年3万人の自殺者が出ているのに、気づかない人もいるので、
日本の未来もどうなることやら。と考えてしまいます。

ただ最近は、世の中のことが、
本当にかなりわかりやすくなってきました。

調べればわかる事って、
10数年前には、かなり限られていたので、
実は今の世の中は、ある意味情報天国なんですよね。