人を見るとき、評価するときは、どこを見たらいいのか?1

普段の人付き合いはもちろんですが、
会社での取引をする場合は特に、
人を見て判断しなければ、損をする事があります。

例えば、人の良さそうな人に騙されて
自分の会社を倒産させてしまった社長等、
世間では、どこにでもある話です。

では、人を見るにはどこをみたらいいんでしょう。

簡単なところでは、外見です。

その人の第一印象は、現在のその人そのものを表しています。

特別に訓練してなくてもパッと見た目で、
自分に合ってるか、合ってないかは分かるかと思います。

ただ、注意して欲しいのは、
自分に合っているからといって、
その人がいい人とは限らないという事です。

つまり、相性がいい人でも、
自分をダマそうと近寄ってくる人は、
(お金を持っている人ほど)いくらでもいるからです。

じゃあ、お金を持ってなかったら
自分をダマそうとして、近寄ってくる人はいないだろう?
というのも甘い考えで・・・

人を利用しようとして、近寄ってくる人は
どこの会社にでもいますし、会社以外でもどこにでも見かけます。

まあ、この話は、一旦置いときます。

ここで、人付き合いで
なるべく避けたほうがいいタイプの人を書きます。

それは、表裏がある人です。

だたこれは、自分に人を見る目がないとわかりません。

また、自分が依存するタイプの人間だと、
ホトンド見分ける事が出来ません。

この表裏のある人というのは、上の人に対しては腰が低く
部下などの立場の弱い人には、横柄な態度を平気でする人の事です。

つまり、ゴマすりがうまく、部下をこき使い、手柄は自分のもの。
というのが(極端ですが)こういうタイプです。

このタイプが、友達や会社の同僚の中にいたら
距離を置いた方がいいでしょう。

ここで、朱に交われば赤くなる。ということわざがあります。

このことわざの通りに、
人間というのは、段々まわりの人と似てきます。

まわりが表裏がある人ばかりだと、
自分も知らず知らずのうちに表裏のある人間になっていきます。

自分に自覚が無いので、何か起きて自分で気づくか、
心ある友人からの指摘が無い限り、
この表裏のある人間から抜け出す事が出来ません。

でも、表裏があっても別にいいじゃないか。という人が中にはいます。

ただ基本的に、表裏のある人には、重要な仕事は任せてもらえません。
また、親友からの重要な話や秘密、相談などで頼られる事は無いでしょう。

もちろん表裏のある人には、信用が無いからです。

今までは、会社でも表裏が無いと、
うまくやっていけない場面がありました。

しかし今では、極端に表裏がある人は
ほとんど出世の道から外されているようです。
(公務員はともかく、一般の会社ではそうです)

また、友人で表裏のある人は、どこか信用できません。

ただ、女性は今でも、仕方が無いところはあります。

うまく周りと合わせて生きていかないと、
仲間はずれにされる事が、まだまだあるからです。
(私は男ですが、今でも見えてない所で色々あるようです)

では、裏表のある人の判断をどこですればいいでしょうか?

これはすごく簡単で、
その人より立場の低い人にどんな対応をしているのか見たり、
どんな事を考えてるか、直接聞いてみるとわかります。

例えば、公園で寝泊まりしている人を見て意見を聞いてみるとか
ニュースでニートの話題が出たとき、どんな意見があるか聞くとか
生活保護者について、意見を聞いてみるのもいいかもしれません。

ここで、見下すような考え方や意見を答えた人には
あまり付き合わないほうがいいでしょう。
(冗談で言っててもちょっと距離を置いた方がいいかもしれません)

つまり、この(日本の)現状の意味を理解している人は、
決して見下す様な事は言わないからです。

自分より下に見える人を馬鹿にしたり見下したりする。というのは
自分が無知であり、ネガティブな所をもってるとも言えます。

こういう人は、運がいい人があまりいないので
運が良くなりたい人は、距離を置いた方が身のためです。

ただ、これは、
表裏のある人間になりたくない人用に書いた話なので
こんな事はどうだっていいし、人それぞれだ。
と思われている方には、あまり関係ない話です。

もちろん、誰だって表裏はあるものです。

ただ、極端な人とだけは、ちょっと距離を置いた方が
被害にあわないで済む事が多いので、少し書いてみました。