ふと、この「感謝する」事の意味を、
書いてみたくなったので、ちょっと書いてみます。
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この感謝する事は自体は、お礼の表現のひとつです。
誰かに何かをしてもらったら、ありがとう。と言ったり、
感謝の意味を込めて、会釈したりします。
一般的には、何かもらったから感謝する。
というのが通例だと思います。
ただ、普通はこうだと思うのですが、
ある一定レベル以上の人達は、ちょっと違うようです。
この一定以上のレベルというのは、人間性であったり、
人生の勉強をとても良くしていたりと、
色んなタイプが存在します。
こういう人間性のレベルの高い人は、何かをしたもらったり、
モノをもらったりしなくても、何にでも感謝しています。
たとえば、美しい山の景色に感謝したり、
夏の太陽と海に感謝したり、
元気にはしゃいでる子供たちに感謝したり、
今、生きてることに感謝したりと、
一般的には、何でもない普通の事にも感謝する人達がいます。
多少はたまには、この中の感謝をされる人もいると思いますが、
人間性が高い人は、いつでもなんにでも感謝で生きてるそうです。
しかし、これが、本来の人間の姿だと、私は思っています。
話が変わりますが、病気で死ぬような目に合った人は、
回復して元気になったら、生きてる事に感謝する様になるそうです。
しかも、人が変わったように、謙虚な人にもなるそうです。
これは別に特別でもなんでもなく、人間本来の姿だと思います。
しかし、今日本で生きてる人を見渡してみても
あまり感謝をしている様には見えません。
(私自身もそうですが)
何か特別なことが起きたり、
死ぬ一歩手前の人が完全に回復するなどの奇跡が起きたり、
などした場合は、どんな人も感謝するとは思います。
しかし、みなさんは、今、生きてる事自体が、
とても奇跡的なんだと言う事を、理解してる人が、
あまり居ないのではないかと思います。
死の淵から帰って来た人は、感覚的に悟ることが出来たので、
生きてるだけでも有難いと、感謝が習慣になっていますが、
「自分が生きてるのは当然で当たり前の事だ」
と、思ってる人や、
生きてる意味を考えた事が無い人ほど、
この感謝を忘れてるのではないかと私は思います。
ただ、私自身も過去のある経験をするまでは、
感謝なんてしてませんでした。
しかし、過去の経験と、人生の勉強のお陰で、
生きてる意味や、人とは何か?が少しは理解できてきたようで、
「感謝する」事の意味が分かってきました。
こういう私がまわりを見てみると、「自分さえ良ければ」
「家族が一番大事」「世の中より今の自分の仕事が重要だ」
などなど、
それはそれで個人個人の責任で行動されてるとは思うのですが
ここに、感謝をあまり感じません。
実際は、生きてるだけでも奇跡的で、有難いことだと私は思うのです。
この文章を読まれた方には、ちょっとだけでもいいので、
生きてる事に感謝してみるのをお勧めしたいです。
また、毎日、ちょっとの時間でもいいので、
周りにも感謝で対応していただけるとうれしいです。
特にお勧めしたい人は、
悩みがある人や、壁に突き当たってる人、
運が悪い人や、病気で苦しんでる人です。
この感謝する事を習慣にできたら、
人生が(良いほうに)変わるかもしれない。
でも、人生が変わる変わらないを別にしても、
日頃から、生きてる事に感謝して、
(特別に何かしてもらわなくても)
なんにでも感謝できるよう行動をする事は、
とてもよい事なので、
習慣として身につけることをお勧めします。