病院に行くと、毎回思うことなのですが、
医師って、患者を不安にさせる事が得意というか上手いです。
例えば、この数値が高いですね。とか、
病気の話を聞いてもらってるだけでも(意識して無いと思いますが)
しかめっ面や硬い顔をして、受け答えしている場合があります。
病気の患者は、気になる数値の発言や
明るくない表情に敏感に反応するもので、
医師からすると何でもない一言に不安を感じてしまうものです。
これはたぶん、心理学を徹底的に勉強してないか、
実際に、病気がちで不安の毎日を経験した事がないからでしょう。
勉強した事がない、または経験がない事に
相手の立場になって(親身になって)対応するなんて不可能です。
例えば、私の知ってる市民病院や大学病院だと、
自分がロボットのように扱われてる感じが時々します。
(検診や問診が、流れ作業的で機械的に感じる事がが多いのです)
だいたい病院に行くと、1~2時間待って、
5分か10分程度の問診をして終了、あとは薬をもらって家に帰るだけ。
(これに更に何か数値を調べる場合は、+1時間かかります)
これなら、お店で薬を買って飲んだ方が、お手頃ってもんです。
さて、病気(特に慢性病)を治すのには、
病院も薬も、不安にさせる医師もいりません。
大怪我や急性の病気以外は、医者にかかる必要は無いと私は思っています。
軽い風邪程度なら、民間療法でも薬を使わずに熱が下げれますし
腹痛や便秘なども、金魚運動とかしていれば、ある程度治ります。
そもそも病気自体は「食べ過ぎ」という原因が多いので、
調子が悪いな。と思ったら、よく噛んで食事の量を減らせば
だいたいは、体の免疫力、自然治癒の力が働いて
重い病気にはならないように、人間の体はできてるみたいです。
ただ、病気になる人は、いろんな要因が重なってなってしまいます。
そういう場合、みなさんはどうしてますか?
一般的には、病院に行くことが普通だと思います。
(ただし、軽い病気で薬だけでも2時間は時間を使いますが)
そして、病院に行ったからといって、その病気は治るのでしょうか?
薬をもらうと安心する。という人が中にはいるのですが、
前にも書いたとおり、薬は毒物です。
体に良いものではありません。
「良薬口に苦し…」という諺がありますが、
良い薬は飲むと苦い・・・とあっても、意味としては
薬が体に良いとは一言も言われていないことに注意です。
諺といえば、「病は気から」というものもあります。
この意味はご存知のとおり、
病気というのは、その人の気分次第で良くも悪くもなる。という意味です。
風邪の引き始めなら、仕事に集中したり、運動に集中すれば
熱とかダルさとかの症状なんて、軽く吹き飛んでしまうものですが、
みなさんも、そういう経験はないでしょうか?
自営業で忙しい人は、年末年始のかきいれどきは特に、
風邪なんて引いてる場合ではありません。
自分が働かないと回らないなら尚更、寝込んでる暇などないはずです。
こういう立場の人が風邪を引いたとしても、重くなる事はあまりなく
いつの間にか、気がついたら治ってた。という事の方が多いと思います。
これはどこにでもある光景なのですが、
では、病気はどこに行ったのでしょうか?
実は病気というのは、意識する人とっては、重い症状として現れてしまい
意識しない人にとっては、症状として出てきても、
あまり気にしない&無かったことにしてしまうので、
例え病気でも、痛さや辛さを感じない、
健康な人とホトンド変わらない状態で生活出来てしまうのです。
病気でも気にせずに、何かに没頭する。
という事は、点滴や薬を飲むより、
はるかに効果のある治療法と言っていいと思います。
(もちろん無理したり、休息無しだと体に良くはありませんが)
ただ、病気が重く、何かに没頭出来ない状態の人もいると思います。
そういう場合は、どうすればいいのでしょうか。
それは「安心」する事です。
自分が、ゆったりと安心できるように、
心構えや考え方を、もっていくようにするのです。
そして安心することで、病気に対する恐怖や不安
また、心配によって病気を悪化させる事が少なくなります。
実は心配や不安というのは、病気を悪化させる原因の一つです。
(不安にさせる医師に、病気を診てもらうというのは、
更に病気を悪化させる事とまったく同じ意味になってしまいます
自分に合った医者を探しましょう)
病院や薬に頼るのも悪くはないのですが、
自分の体は自分で管理するものなので、
依存しすぎるのは、あまりお勧めできません。
まず「安心」する事を考えてみてください。
病気を治すのに(たくさんの)薬は必要ありません。