いつも何度も同じことを質問する人を見ていて思うこと。

今回の話は、新入社員が仕事の段取りをわからないから、
教えてもらうために質問をするのとは違い、
ある程度地位がある人や、年を重ねた人達が、

誰かに聞けば、答えを教えてくれる。

と安易に考えてたり、考える事自体面倒で
自分で考える事すらやめた人達の話です。

さて、会社などでまわりを見ていると、
新入社員や新しく配属された人達が
上司や同僚に色々質問をするところを見かけますが、

ただ、その人達の中には質問以前に何をしたらいいのかわかってないし
会社での自分のポジションが、どの位置なのかすら理解できずに
質問すらしない人(出来ない人)もいます。

そういう人は、引っ込み思案だったり、
人とコミュニケーションをとるのが苦手。
という事もありますが、どちらも、
本人のやる気次第でどうとでもなるので
解決(結末)は時間の問題の事が多い気がします。

そしてこういう風に会社にはいろんな人(いろんな立場)の人がいるのですが
質問される側としては、面倒だと思うタイプがいます。

そのタイプというのが、

同じことを何度も何度も聞いてくるタイプの人です。

(こういうタイプの人は、
 何度も何度も同じ失敗を繰り返す事も多い様です)

(個人的にですが)こういう人を観察していると

自分自身では何も考えてないで行動している風にみえてしまいます。

実際、同じことを何度教えても、
手順を覚えない上、同じところでミスを繰り返し
逆にこちらが教えるのをやめるとへそを曲げたりします。

ただ、どんな人でも得手不得手というのはあるものなのですが

「自分で考えて行動する」

は、訓練すれば身につくものです。

それが新入社員やアルバイトの人達を見てると
身に付いてない人が多い感じがします。

でも、二十歳ぐらいや学生の若い人なら、
こういう事もあっても仕方がない部分もあるのですが、
これが大人と言われてる人や高齢者と言わてる人の中にも
少なからず存在したりします。

そしてこういう人達は、年齢が上になれば上になるほどに、
自分を指導してくれる人(怒ってくれる人)がどんどん居なくなる為、
自分で自分を律しない限り、どんどんズボラになっていく様です。

そう、わからなかったら人から聞けばいい。

と習慣になってる人が結構いて
どうも、わからなくても、まわりがどうにかしてくれる。
と考えてる依存体質の人等は、どんどん自分で考える事を放棄し
考えるのをやめていってる感じがします。

しかし、自分の生きてる時間の流れは止まらないので
毎日毎日、何かしらの問題が起きて、
人を悩ませる様に世の中はなっているので

自分で物事を考えられない人(決められない人)は、
いつも他人に頼って他人の意見に振り回される生活を
強いられる事が多い様です。

しかし、これに気づいている人は、実はあまりいません。

一番それがわかり易い例えとしては

国や政治家のやってる事が

全て正しいことだと信じる人がいることです。

更に、テレビで言ってることが全部正しいと
信じてる人は、中学生以上の人なら
ちょっと考え方を変えた方がいいかもしれません。

この様に自分で考える事をやめてしまうと、

人に依存しないと生きていけなくなるのはもちろん

他人の思惑に沿った生き方しか出来なくなる可能性もあります。

ただ、そういう生き方は「楽」な生き方かもしれませんが

自分の責任においての「自由」はありません。

そしてなにより私がびっくりするのが

こういう人が今の日本には沢山いる上、

高齢者と言われる人ほどその比率が高いという事です。

自分で考えもしないで、人にばかり聞いてる人の多くは

それで何かあっても、それについては責任を取りません。

他人のせいにするのが関の山です。

と、今日は、お堅い話になってしまいましたが、

自分で考えるのをやめる = 自分の人生の責任を放棄する

という意味で今日はまとめてみました。

(私自身にもこういう所があるので、自己反省として書いてみました)

スポンサーリンク
日常
シェアする
カウンセリングサイト