人間というのは基本的に
ある程度のことならほとんど自分でできるように作られていて、
いつも人に頼らなければ生きていけないという状態の人は
(特別な例を除いては)あまりいません。
ただ、自分を取り巻く環境や、その時の状況によっては、
誰かに頼らないと上手くいかない場合もありますが、
簡単な問題ならほとんどの人が自分ひとりで解決していけます。
しかし、基本的にはどんな問題でも自分ひとりで解決できるとはいっても、
自分の体調があまりよくなかったり、病気になってしまった人の場合は、
通常の状態とは違うので、たとえ簡単に解決できそうに見える問題であっても、
正しい判断ができず、なかなか問題解決までには至らない場合が出てきます。
そういった場合は人に頼ってください。
正しい判断ができない状態でいろんな問題にひとりで対処しようとすると、
なかなか解決できない場合が出てくるどころか、さらに、
次から次へと問題が起きてきた時に対処不能に陥ってしまい
自分ひとりではどうにもできなくなってしまう場合が出てきます。
ただし、こういった状態になってしまった時にひとつ気をつけることがあります。
それは、頼るなら自分にとって完全に信頼できる人に頼るということです。
例えば、家族や無二の親友に頼るというのは良いとは思うのですが、
気の置けない友達や会社の同僚、また、親戚に頼るというのは、
もしその人達しか頼れる人がいないとしても頼らないようにしてください。
というのも、こういった人達は、善意のある人も多いのですが、
弱って頼ってきてる人を利用しようとする悪意がある人も中にはいるからです。
そして、自分がひとりで問題が解決できないくらい正しい判断が下せないときに、
そういった人達に頼ってしまうと、相手の都合のいいように話をもっていかれてしまい、
後々遺恨を残すような結果になりかねない場合が出てきます。
まあ、普段の正常な判断が下せる状態のときでも、
力を持ってる悪意のある人から影響を受けないようにするのは神経を使うのですが、
自分が弱ってるときに影響を受けるような状況に自らもっていってしまうと、
もうどうにもならない状況にまで落ちてしまうので気をつけてください。