テレビでたまに、お金持ちの住んでる家の紹介をしていて
その番組の中の人のコメントが「世の中不公平だ」
とか「金持ちはいいな」いう話しを聞いたり、
「世の中は金次第だ」とか「金持ってれば何でもできる」言いながら
お金持ちには根深い嫉妬を持っていて
自分は不幸だとか不公平だと言ってるのを聞いていると
「まったく、その通りだ」
と他人の話しを聞くたびに、私は思ってしまいます。
本当に、その人たちの言ってる事は正しい。
ただ、そう言ってる人の多くは、
だから自分は「こうする」「こうなるんだ」
という次の行動がほぼありません。
お金持ちがうらやましいなら、死ぬ気で一生懸命働いて
自分がお金持ちになればいいはずですが
そんな面倒な事はやりたくないようで、
ソファーに寝っ転がってお菓子食べながらテレビを見て
自分の中にある不満を別のものにすりかえる作業を
(多くの人は)毎日繰り返しています。
また、こういう不公平感を持ってる人は
自分の生きてる世界のルールや、
生きる前提条件を知らない人が多い感じがしました。
つまり人は、生まれた時から、
不公平な立場で生まれてくるということ。
というルール。
大富豪の家に生まれた人もいれば、
生まれた後すぐに公園に捨てられて
保護施設で育った人もいます。
また、育った環境も不公平と言えば不公平で、
お金持ちの家での教育は、常時個人家庭教師付きで
本人のやる気さえあれば、どこまでも賢くなれますが、
逆に、生活が苦しく、本人のやる気があっても、
お金に困って勉強するにも限度がある場合もあります。
そういう立場が違う人が社会に出た時には、
出世の速度など全く違ってくるはずです。これが公平だと言えるか?
というとホトンドの人が不公平だと答えるはずです。
ただ、不公平が100%悪い。というわけでもなく、
そういう不公平な世の中でも、条件が悪い環境で育っても
大富豪になる人もいれば、幸せな家庭をもつ人もたくさんいます。
これに比べて、不平不満だけ言って
毎日が終わる人との違いは何なのでしょうか?
それは、今現在の日本の環境が、
依存関係を良しとする風潮があるのが原因で
問題があっても、誰かがやってくれるだろう。
という考えや心構えで楽をする人が多くなり、
それが自然になってるため、自分から何か行動する事が
メンドクサイという感覚に陥り努力しなくなった。
これの違いだと思うのです。
今の環境が我慢できない人や、前向きな心構えの人は
「なにか」を始めて、行動に移しています。
ただ、今の環境でもなんとか妥協して生きていけるとか
自分が運が悪いのはあいつのせいだ。といつも他人のせいにしたり
他人事のように感じてる人は、こういう不公平な世界でも
別の何かにすり替えて、ストレスを発散して、
なしくずしに生きています。
今の日本はそれが当たり前になってるので
誰からもそれが悪いことだとは言われません。
でも、ひとつ確実に言える事は
「生きてても面白くはないだろうな」
とは言えます。
問題があっても誰かがやってくれる。答えを出してくれる。
いつか誰かが指示を出してくれるから指示をまってればいい。
誰かの後ろについていけばいいや。責任はそいつのせいだ。
という考え方や心構えをしている人は、
いつまでたっても不平不満の種はつきないでしょう。
これを変えるには、他人任せをやめて
まず、勉強をしたり情報を調べ
知識を蓄える事から始めるといいのですが
今まで他人任せが身に染み付いてる人は
ちょっと難しいかもしれませんね。
そして意外と自分で考える事ですら
人任せの人が多いので
日本に住んでると大変な感じが今しています。
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