最近、船井幸雄さんの本を
また読み返しているのですが
船井さんの本の中で
ときどき出てくる話題で、
「人の頭は、使えば使うほど良くなっていく」
という話をされてることがあります。
私もこれは納得です。
というのも、老人と言われる年齢の人の中には、
痴呆症になってる方がおられます。
記憶が定かでは無くなる病気なのですが
ただ、年をとってもずっと勉強していたなら、
痴呆症にこんなにも多くの人がかからなかったと思うのです。
もちろん、身体にも脳の為にも
栄養はバランス良くとっておかないとダメですが、
その上で、毎日(なんでもいいので)学ぶ生活をしていると
痴呆症になってる暇はないと思うのです。
(もちろん病気で仕方が無い場合もあります)
船井さん自身生前は、この年になって
身体はいう事を聞かなくなったが、
頭はしっかり冴え渡ってる。
とサイトに書かれていました。
そして今私の手元に船井幸雄さんが書かれた
という本があります。
この本は昨年の11月に書き始められた本なのですが
内容も文章もとても81歳が書かれてるとは思えないぐらいしっかりしてます。
今手元にあるこの本は去年末までに書かれて、
1月22日前には書店に並んでいたことになります。
(初版発行は1月31日になってますが)
そして、船井幸雄さんご本人は、1月19日に大往生されました。
最後の最後まで、仕事をされてた仕事人です。
流石にこの船井さんレベルで生きるのはかなり難しいと思います。
しかし、年をとっても、一生勉強していくつもりで勉強していければ
自分の寿命が来るその日まで、元気に働く事が出来るかもしれません。
船井さんは実際にそうされましたし、やる気になれば
どんなに年を重ねても、いくらでも勉強が出来ると思います。
これは、何もお年寄りに対しての話だけではなくて若くても一緒です。
年をとってからの勉強と、
社会に出たばかりの人がする勉強とでは質が全く違います。
できるなら若いうちから勉強癖を身につける事をおすすめします。