人によって変わってくると思うのですが、自分の場合、悩みや問題解決に、会社運営の本を参考にする事があります。

これはタイトルにあるとおりです。

今、私は、「船井流」あなたの会社は必ず甦る。

と、いう本を読んでいるのですが、

この本の内容は?
というと、会社がピンチになった時、
どうすれば復活できるか?という事が書いてあります。

私自身は会社経営も、
家族でうまくやっていくやり方も
どっちも、同じだと考えています。

つまり、会社をうまく回す事が出来れば、
家庭円満も普通にこなせると考えているのです。

もちろん、男と女の違いはありますが、
会社だろうと家庭だろうと、どちらも人間が
関わっているんだから、問題や悩みも
似たような所があるはずだ。と思っているのです。

さて、本の中で、

会社がピンチになった時は、社長=最高責任者が、
必死で死ぬ気で頑張らなければ、会社は立ち直れない。
と書いてあります。

そもそも、会社運営は9割以上が社長の責任です。

その最高責任者が、適当な事をしていたら、
会社が傾いてピンチになるのは、当然といえば当然です。

ここで、これを家庭に当てはめると、

その家のトップ=夫です。

子供達から見ると、お父さんが家族のトップです。
家庭がピンチという事は、お父さんが適当な事をしてきたから
家庭がおかしくなったんだ。という事になります。

(母子家庭や、一番稼いでる人が奥さん、または、
 おじいさんおばあさんなら、そちらが家庭の
 トップになる事があります)

さて、世の中では、毎日のように会社が倒産しています。
民事再生法なら、
今まで社長だった人がそのまま社長として残ってがんばれます。
会社更生法なら、今まで社長だった人は、お払い箱です。

ただし、民事再生法の場合、
本気で死ぬ気で必死に頑張らないと、会社が立ちなおれません。
つまり、倒産した社長が、そのまま社長の座にいるので、
人が変わったぐらいに働かないと、誰も信用してくれないからです。

実は、家庭にこの状況を当てはめてみると、
離婚一歩手前までいってしまった夫婦が、
もう一度やり直そうとしても、本気で死ぬ気で必死になって、
家庭を良くしようと思ってる人がほとんどいない為、
(良くしようという、やり方を知らない人もいれば、
 人間的に未熟な人もいて原因はいろいろですが)
結局、時間の問題になり、離婚に至るケースが多いのです。

会社では、倒産を避けるために、毎月、営業損益をチェックして
キャッシュフロー、お金の流れを細かく見ていきます。

家庭も、日頃からコミュニケーションを持ち、
夫婦間はもちろん、子供たちとも、よく会話していれば、
離婚(=家庭の倒産)という結果は、避けれたかもしれません。

また、夫婦間の喧嘩の原因の多くは、お金に関する事なので、
あながち、会社運営の本は、的外れでは無いと思ってます。

最後に、この本は、中学生ぐらいならもう理解出来ると思います。

ただ、社会の事をなんにも知らない人や、興味もない人には
(この本の内容は会社運営の基本をわかり易く書いてあるのですが)
さっぱり理解できないかもしれません。

そもそも、会社が倒産する様な時に読む本なので、
興味のない人には、まったく目に触れる事のない本です。

ただし、とても重要な事が書かれているので、
もし、気になった方は、読んでみると面白いかもしれません。


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